(;´∀`)
3月13日鈴鹿サーキットで
「"D"の一族」の新タイヤ、ダンロップSPORTMAX Q5Aの
試乗走行会のご案内があったので
それに参加し、本日分のブログもそのネタで回す計画だったんですが
ウチのキジトラネコ「きぃ」(保護時 推定10歳以上との事)の体調が
とても悪く、鈴鹿行きは断念しました。
(´・ω・`)シニメニアエナイノハツライカラ
ちなみに外ネコだった頃の画像がコレ
まるで殺し屋のような雰囲気でしたがw
ずいぶん丸くなってくれました。
(;´∀`)イ、イカツイ・・・w
何とか持ち直して、今は少し安定してますので
家族一同ひとまず胸をなでおろしていますが
”その日”が来ることを覚悟し、やり残しの無いよう毎日を大切に過ごしてます。
(´・ω・`)
てな訳で!
ネタがひとつ飛んだので少し前倒で新章に参ります!
(;´∀`)
今回からは東京都在住の富Zさんのニンジャ!
キレイなA-14です!
(`・ω・´)シャキーン
当初はホイールやリアサスなどの
カスタム予定でスケジュールしてたのですが
ついでに水回りも全部改修して、フロントサスのO/HにキャブのO/Hも!
なんて感じで増えてきて、ほぼニンジャドックみたいな内容になりました。
(;´∀`)
早速裸にひん剥いてチェックしていきます!
(*´ェ`*)イヤン
チェーンは新車時からついている純正のエンドレスチェーンですね。
20年以上前のチェーンですし
とっくに使用限度も越えているので交換です!
(`・ω・´)ゞ
水回りは、出るパイプとホース、バンド類は全交換!
出ないパイプはレストアして再利用できる状態にします!
(`・ω・´)ゞ
ヘッドのカバーに
二次エア還元装置がついていない後期型仏壇カラーなので
確定でA14のニンジャですね。
(・∀・)
(ファイナルニンジャ参考画像)
A15、A16のヘッドカバーには、こんな装置が左右についてます。
(初期の北米仕様等、他年式でも仕様地によってはあります)
(`・ω・´)ゞ
実走1万km未満の極上車ですね!
GPZ900Rなら、”終のバイク”としてもふさわしい車両だと思います!
キチンと整備して末永く乗っていただかなくては!ですね。
それでは又次回~ノシ
|彡サッ
]]>
急に多くなった気がしています。
もうこのまま春まで一気に暖かくなって欲しいものですね!
(・∀・)
それでは、M永さん最終章
参りますYO!!!!11
(`・ω・´)シャキーン
オイルも交換です!
抜いてみると、雰囲気的に4L以上入ってたようです。
ヮ(゚д゚)ォ!
オイルは少ないとエンジン焼き付き等の重大な故障になるので
多い方がまだマシではありますが
多すぎても抵抗になりますし、適正量にしておきます!
(`・ω・´)ゞ
(参考画像)
この「4L」表記が オイル量なのだと思って
この量入れてしまう方が稀に(プロでも)いますが
コレ、謎の「ケース内の全容量表記」で
”孔明の罠”ならぬ”カワサキの罠”が仕込まれています
騙されないようにw
オリジナルニンジャのオイル量は、2.2L〜2.7L程で
量ではなく、レーシングスタンド等で車体を真っ直ぐにしてゲージ(窓)で確認するのが正しい入れ方です。
オイルを前後2ヶ所のドレインから抜いたら、
まず2Lほどオイルを入れて、一度エンジンをかけオイルを各部に循環させます。
一度エンジンを切って、サイドスタンド状態で5分ほど放置して
左側のカムチェーントンネルからオイルが落ちきるのを待ちます。(←ココ大事)
そして、再度レーシングスタンドをかけ車体を真っ直ぐにして
ゲージで適正量をチェックしながらアッパーレベルまでつぎ足す。
ウチでは、ニンジャの血統である左サイドカムエンジンは
このやり方で入れてます。
(`・ω・´)コレガイチバンセイカク
足回りを適正化したので、車高が大きく変わりました。
(゚д゚)!
サイドスタンドの適正な長さも変わってしまったので
それに合わせて製作です!
(`・ω・´)シャキーン
オリジナルニンジャに必要なスタンドの長さは千差万別。
サイドスタンドをマウントする
フレームの付け根が曲がってきてる車両も多いですし
そこに様々なスイングアームのタレ角、リアサスやアームの長さなども相まって
適正な状態にするには多種多様な長さが必要です。
(゚A゚;)
ウチのオリジナルサイドスタンドは
「25mm」や「50mm」ロングといった
無理に杓子定規の型に嵌め込もうとする既製品ではなく
車体の状態に合わせてミリ単位のセミオーダー製にしてます。
(・∀・)
そういえば
オリジナルニンジャ用のサイドスタンドも
今年で作り始めてから22年!です。
私が納品したモノを採寸して
見た目まで完全にパクった「模倣品」を販売しているショップさんもいますが
「マーベラスエンジニアリング製」と表記していない商品は
ウチの製品ではありません。
なりすましに騙されないようご注意下さいね!
(`・ω・´)
さて!
クラッチの動きが重かったので
中をキレイに清掃してグリスアップ。
軽く動くように処置をして
ご要望のあったチェーンガードを取り付けたら
(`・ω・´)ゞ
遂に完成です!
ヽ(=´▽`=)ノ
8888888888888888888
今回は予算の殆どが足回りに使われてしまったので
水回りなどは、手つかずですが、足はほぼ完璧になりました!
(`・ω・´)シャキーン
オーナーのM永さん、鹿児島から飛行機に乗って徳島までいらしてくれて
自走で関門海峡渡って帰っていかれました!
m(_ _)mアリガトウゴザイマシタ
走ってて、楽しさを一番実感するのは
やっぱり、まず足回りがキチンとしてるかどうかだと思います!
「最近、あまりニンジャに乗れていないな」なんて方、
乗りづらい車両に無意識に身体が拒否反応起こしてる。
なんて可能性ありませんか?
セットアップされずに、ただついてるだけのオーリンズフォークなら
ノーマルフォークの方が楽しい場合だって大いにあります。
せっかく”バイク乗り”なんですから
「バイクに乗る事が何よりも一番楽しい!」と思えるレベルの車両には仕上げてあげたい!
って日々思いながら作業してます。
その為には、少し費用がかかってしまう事もあるんですが
それは”他では代え難い喜び”になるって私は思ってますYO!
(`・ω・´)シャキーン
それではまた次回〜ノシ
|彡サッ
]]>
(((;゚Д゚)))ガクブル
今年の「彼岸の入り」は3/17との事。
”暑い寒いも彼岸まで”
ココ超えれば一気に春めいてくるッ!
んじゃないかと期待している今日この頃ですw
(人∀・)
さぁ!それでは参ります!
M永さんニンジャもいよいよ大詰め
ラスト付近まで一気にイッちゃいます!
(`・ω・´)シャキーン
今回は、ご予算的に水回り全てを交換することは出来ないので
点検のみで対応です!
ホースやバンド類などは早めに交換したほうが良さそうですね!
(`・ω・´)ゞ
ヘッドカバー周りを点検してると
なんか濡れてます・・・。
(゚A゚;)ゴクリ
もしやと
プラグキャップを抜いてみますと・・・
「アッーーーー!」
プラグホールガスケットが劣化してオイルが流れ出ています。
ヮ(゚д゚)ォ!
でも、
これはよくある”ニンジャあるある”。
エンジンが壊れた!とかじゃなくって
ゴムが固くなってシールの気密性が失われ
エンジン内のオイルがこちらの部屋に流れ出ただけ。
緊急性の高い症例ではないものの
電気もリークしますし、オイルもコレだけの量が出てますので
そのまま見過ごすことも出来ません。
(`・ω・´)ゞ
ヘッドカバーを裏から見た画像です。
この丸いゴムが「プラグホールガスケット」。
件のオイル漏れはコレを交換するだけで治ります。
(`・ω・´)シャキーン
定期的に逝く部品なのでプラグキャップ抜いて
プラグにオイルが付着してたらコレ!と憶えておいて下さいね!
(・∀・)
せっかくヘッドカバーを開けたついでなので中もチェック!
(`・ω・´)ゞ
カムシャフトには多少の傷はあるけれど
致命的なダメージもなくキレイな方です!
(・∀・)イイ!!
タペットのクリアランス確認に測定してみると
開く方向に大幅にズレてます。
ヘッドから出てる異音の原因は、コレでFAっぽいですね。
現在の状況をオーナーに伝え、
タペット調整の了承をいただけたので適正値に合わせます!
(`・ω・´)シャキーン
終わったら、当初の目的
”プラグホールガスケット”に合わせて”ヘッドカバーガスケット”も交換します!
オリジナルニンジャの新品ヘッドカバーガスケットって入れにくいんですよね。
(´ε`;)
特に進行方向側(EXカム側)は、ラジエターやらがついてると
ライトで照らして目を凝らしても、角度的に目視確認が出来ないので
締め込んだときの手応えと、その後のテストで漏れていないことを確認するしか
正確な位置に収まっているかの判断が出来ないのもオリジナルニンジャの定めです。
(;´Д`)
あ!耳タコかも知れませんが
プラグキャップには向きがあります!
しつこく言うことで周知を広める作戦ですw
(;´∀`)
矢印が進行方向ですからNE!
(`・ω・´)キャップハジュンセイヨ
完成したら
サーモが開いてファンが回るまで温度を上げてテスト。
(`・ω・´)ゞ
試走は、完成後20km程が習わしです。
各部のオイルや水漏れ、可動部のチェック
変な音がしていないか、等もチェックの対象です!
その後、漏れてくる気配も皆無だったので
これにてオッケイ!!!!!11
(`・ω・´)シャキーン
次回はシリーズ完結です!
それでは又次回〜ノシ
|彡サッ
]]>(;゚∀゚)=3ハァハァ
早く暖かくなって欲しい気持ちと
お仕事の納期的に、もう少しゆっくり時間が流れて欲しい気持ち
このふたつが激しく混ざり合うこの時期はまさに混沌(カオス)状態w
(;´∀`)
まぁヤルしか無いので頑張りますYO!
(`・ω・´)シャキーン
一番肝心だった前後足回りが終わったので
もう一息ですNE!
(`・ω・´)ゞ
お次は水回りのチェックです!
まず目についたのは、キャブレターから出てるこのホース。
寒冷地の専用仕様であったキャブレターを温める為のホースです。
何故か、A10以降から全車にデフォルトで取り付けられるようになりました.
(゚A゚;)
個人的には、日本の気候なら
雪山を駆け回ったりでもしない限り必要ないと思うこの仕様。
特に、こちらの透明の方は朽ちて割れてきたりするんです。
こんな壊れやすいパーツでも「冷却装置という円環」の一部。
出先で破損してしまうと、全てのクーラントが漏れ出て
レッカー案件間違いなしです。
('A`)
プラの透明度が高いうちはまだ大丈夫だけど
白く曇りだしたら要注意。
ある日突然朽ちて砕けます。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
なので、
「完全ストックのフルノーマルスタイル。」に拘る方以外には
早々に外してしまう方がオススメです。
そもそも
ギミックや構造は、単純であればある程に壊れにくくなるモノ。
大昔の旧車達が今も現役バリバリで走れてるのは
構造が単純である事も理由のひとつだと思うんですよね。
現行フラッグシップのフル電子制御でセンサーだらけの車両が、
40年後も機能を全て活かしたまま走れてるかには少し疑問を感じます。
(そもそも昭和の製品と違って、そこまでの耐用年数で設計していないでしょうし
それまでにガソリン車が駆逐されてる可能性もありますねw)
とにかく、生物であれ家電であれ
複雑なものほどエラーが起きやすいのも事実。
長く使うことのみで考えるならば
やはり単純構造がこそ最強ですので
特に必要な場面のない、この装置はハズしてしまうのが得策です!
(`・ω・´)シャキーン
ハズした後の処理には
キャブレターの二次エア用の蓋を使うのがオススメ。
(`・ω・´)ゞ
ホースバンドやタイラップで挟んだりしなくても
そのままで大丈夫。
120度を超える水温の圧力がかかっても
薄っすら滲む事すらありません。
私の初号機も同じ仕様でレースでも使ってますがトラブル知らずですYO!
(・∀・)
キャブレターには何も処理する必要ありませんが
エンジン冷却パイプ側にはインプット、アウトプット両方に処理が必要です。
左側はダエグホースにするのがベストですが
ノーマルのスチールホースを活かす場合はその部分にも同じモノを差せばOKです!
(`・ω・´)シャキーン
新規で持ち込まれる車両のラジエターキャップは
新車時から一度も交換された形跡のないモノが多い気がしています・・・。
(´ε`;)
ラジエターキャップ
そうそう駄目になるものでもないのですが
購入してもプロト製なら定価¥1,980程度です!
(純正は定価¥2,900程)
私的には車検ごと、もしくは車検2回に1回くらいの頻度では
少なくとも交換するのをオススメしますYO!
(`・ω・´)ゞ
クーラントは謎の黄色い汁でした。
ヮ(゚д゚)ォ!
錆汁の混じった色なのか、はたまた
どこかで見たことのある、温度を下げる効果のあるクーラントなのか。
まぁ交換するのでw
どっちでもいいんですケドね。
(;´∀`)
これがプロト製のラジエターキャップ
クールテックのタイプS(1.1kgf/cm²)です。
(`・ω・´)ゞ
圧力を調整すれば、沸点が下がるので
冷却性能を上げることが出来ますが
オリジナルニンジャの歴代血統エンジンの圧力設定は全て0.95〜1.25kgf/cm²まで。
巷には1.6や2.0kgf/cm²など高い圧力設定の製品も出回っていますが
闇雲に高いモノを入れると、水回りの弱ってる部分に負荷が集中して
漏れる事もあるのでご注意下さいNE!
(`・ω・´)ゞ
それでは又次回〜ノシ
|彡サッ
]]>
また激寒に逆戻りですね
((;゚Д゚))サムイノキライ
このまま暖かくなって欲しかったんですが
そうは問屋も卸さないようです。
まぁ、まだ2月ですしw
激寒のこの時期は、お家で愛猫達とコタツで丸くなっている私なんですが
冬は外猫達(ここいらの地域でお世話をしてる猫達)の健康も心配だし
バイクには乗れないしで、早く過ぎ去って欲しいと思っちゃいます!
(;´Д`)
さて!
それでは続き参りますYO!
(`・ω・´)シャキーン
ホイールは、フロントとセットの
ゲイルスピードタイプCの5.5インチガンメタです!
(`・ω・´)ゞ
チェーンを520にコンバートするので、
リアスプロケはRKのスチール製をチョイスします!
(・∀・)カッコヨクテナガモチ
タイヤチョイスはオーナーに何種類かをご提案してお尋ねした結果
ダンロップのロードスマート3Sに決定!となりました!
何もかも値上がりしてる昨今ですが
このタイヤなら、少しコストも抑えられますね!
(・∀・)!
リアキャリパーも長らくメンテされていなかったご様子でしたので
スライドピンをキレイに清掃し、グリスで満たされるようにしておきます!
ピストンも汚れを落として揉み出ししておきました!
(`・ω・´)シャキーン
新車時から長年使ってきたであろうプッシュロッド
シールの部分が擦れて細くなるんですよね。
こちらもダメになっていましたので
マーベラス製のクラッチプッシュロッドに交換します。
純正プッシュロッドが結構早い段階で廃盤になり皆が困ってたので
2015年当時に純正と同じ素材で同じ製法、同じ寸法で製作しました。
これからも
”売れやすいモノ”じゃなくって
”廃盤品で皆が困ってるモノ”を中心に
復刻していければなって思ってます!
(`・ω・´)ゞ
ドライブスプロケットはサンスター製
チェーンラインを測定して適切なオフセットのモノをチョイスしておきました!
スプロケットのセンターナットなんて緩むと危険ですから
きちんと新品の緩み止めでカシメてマーキングしておきます!
(`・ω・´)シャキーン
リンク周り、スイングアーム周り
ホイールにブレーキ、チェーン等の駆動系が終わりましたので
コレにてリア周りも完成!
コレぐらいしておくと
少なくとも5〜6年は、普段の掃除だけで
あとは乗りっぱなしでOK!になりますYO!
(`・ω・´)シャキーン
そういえば最近、
「今後もオリジナルニンジャを長く乗り続けていく事についてのご相談」
みたいなお話をいただく事があります。
確かに、純正パーツの絶版化には悩まされますよね。
でも、だからといってキチンと整備する事が出来なくなる訳じゃありません。
GPZ900Rは国内の累計販売台数だけでも8万台以上ありますし
同じ血統の後継車種等も含めると関連中古パーツの豊富さは
絶版車界でもダントツトップクラスの安定感です。
現行車のように”フルノーマルでガンガン乗り倒す”のは
多少難しくなっていくカモですが
旧車としてはかなり優遇されている分類です。
(`・ω・´)ゞ
中古品や現代のパーツを駆使すれば、十分に安全な仕様として快適にバイクライフを送っていただけますしアフターパーツも潤沢です。
そして、今は無いパーツも色んな所から今後ラインナップされていく可能性も非常に高いです。
だから、
安心して乗っていただいて大丈夫ですYO!
んで、
いよいよ困ったらご相談下さい!
絶対に何とかしますから!!!11
(・∀・)
それでは又次回〜ノシ
|彡サッ
]]>
エエエ(゚д゚)エエエッ!
オフシーズンのこの時期は
ウチも例年、最も込み合うタイミングです!
(;゚∀゚)=3ハァハァ
GW辺りまではいつも店内ピチピチ満タンで
毎日仕事に追われてるので
一日が過ぎるのをより早く感じるのかも!
コレはあっという間に5月になりそうですね・・・。
(;゚Д゚)マジハルノテツウマムリポ
バタバタしております故、ご来店ご予定の方は
必ずお電話でご来店時間のご予約をお願いします!
くれぐれも、
ご連絡もなく突然「来ちゃった///(上目遣い)」
は、ご勘弁下さいNE!
m(_ _)m
さて!それでは、続き参ります!
リンク周りが完成した所まででした!
(`・ω・´)シャキーン
スイングアームが凄いタレ角だったので、想像してましたが
やはりチェーンスライダーはこの状態です・・・。
('A`)デスヨネー
スライダーが吹き飛んで
チェーンがスイングアームを直接削ってます・・・。
ワ-(;゚Д゚)-オ
車高調最短は、
リアサスだけでなくこういう部分にも弊害が出ますね。
(´・ω・`)
新品との比較です。
肝心な部分は全て無くなってた感じですねw
(;^ω^)
このチェーンスライダーも、廃盤になったら困るのだけれど
無くなったら無くなったで、より耐摩耗性の高い素材で作ればいいだけ。
大丈夫ですYO!
(`・ω・´)ゞ
お次はドライブスプロケ。
スプロケットの歯の先が全て少し左側を向いているの、わかるでしょうか?
摩耗が進みすぎてて危険な状態なので交換します。
(`・ω・´)ゞ
ついでにミッションカバーの清掃
ここ、チェーンルブを吹き付けるだけで最後に拭き上げない方の車両は
かなりキタナくなります。
拭き取っておかないと
ルブのネバネバ成分がゴミやホコリを吸い寄せるので
潤滑してるのか汚してるのかわからない状態になります。
(゚A゚;)
チェーンルブは差したら拭く
ココまでがワンセットですよ!
(`・ω・´)シャキーン
新品との比較してみると
歯がどれぐらい摩耗しているのかがわかりやすいですね。
しかし、この摩耗の仕方は
チェーンラインが合ってなかったっぽい削れ方です。
キチンと測定してチェーンラインも合わせておきます!
(`・ω・´)ゞ
時間をかけて清掃したので
それなりにキレイになりました!
(;゚∀゚)=3ハァハァ
コレでやっと
エンジンマウントのボルトやナットを目視出来る状態になりましたNE!
(`・ω・´)ゞ
ゴミや油で汚れていると
不具合箇所を見つけることも出来ません。
だから、キチンと整備されている”機械”は必ずキレイなモノ。
やっぱり掃除はすべての基本
「基本なくして応用なし」ですYO!
(・∀・)
それではまた次回〜ノシ
|彡サッ
]]>
さて!フロント周りが一段落したので
リア周りにかかります!
パッと見た瞬間から気になってた
この「スイングアームタレ角」・・・
オフ車並の凄い角度です。
(゚A゚;)ゴクリ
「ひと昔」が10年前、らしいですから
「むかーしむかし」、もしくは「ふた昔からみ昔(?)」ほど前(20〜30年程前)は
こういうスタイルのニンジャ割といたと思います。
その頃は皆、用品店や通販等で1.5万円位の車高調アーム買って一番短くして
とにかく格好だけでもケツを上げたかったw
なんて方が多かった記憶です。
でも、そうやるとニンジャは酷い状態になるんです・・・。
(参考画像)
?車高調アームを目一杯短くすると、A→B間が短くなります。
リンクAとスイングアームBを近づける事になるのでタレ角がついて車高は上がります。
しかし、Dを中心にリンクは弧を描いて動きますので
?サスペンションエンドアイ部分Cを”斜め上後方”に動かすカタチになり
?リアサスが後方(スイングアーム側)に近づき
最終的に0Gで接触、もしくは、ストローク中のどこかで接触するカタチになります。
このニンジャは車高調を目一杯短くしていたので
リアサスとスイングアームが0G状態で完全に接触し
スイングアームを大きく削り落としています。
ヮ(゚д゚)ォ!
人が乗っていない状態でコレなので乗ってストロークするともっと強い力で当たります。
これではリジットサス状態です。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
当ブログでも、昔より
”必要以上に縮められた車高調アームの危険性”には警鐘を鳴らしてきましたし
昨今ではSNSの普及などもあり、正しい情報も広く知られるようになったおかげで
最近はめっきり見なくなったと思います。
ただ、
20年、30年とニンジャに乗り続けてきた手練達の中でなら周知の事実も
乗り始めて、まだ10年未満ほどの方の中では、こういう危険を知らない方もいらっしゃいます。
簡易的に車高を上げる術としてよく聞く「エキセン逆つけ」
であれば不具合などチェーンスライダーが少し強く擦れる程度
(車検3回に一回くらいの頻度で交換すればOK)
の微細なモノなのに比べ「車高調最短」は、こんなにも危険です。
しくみを知らず、この逆と誤解している方もいらっしゃるようです。
是非教えてあげて下さいね!
m(_ _)m
ハズしてみると
完全に削り落とされてカタチ変わってしまってます
(あと少しで中の穴と貫通しそうです。)
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
ココが削れる程、強い負荷で押されてますので
サスペンションのロッド部分にも強い斜めのストレスがかかります。
シールやメタルも偏摩耗しますのでサスの寿命も相当短くなりますし
ロッドが折れた車両もいます。
(゚A゚;)キケンナノヨ
(初号機リアサス部分参考画像)
逆パターンで
リアサスの全長を(エンドアイ等で)伸ばしすぎると
今度は前方向にサスが寄っていき、フレームに接触します。
ヮ(゚д゚)ォ!
”車高調アーム縮め過ぎ”の場合は
「サスが縮む程により強い負荷が接触面にかかる」ので完全アウトですが
”エンドアイ伸ばし過ぎ”は、
「ストロークさせればフレームから離れる方向になる」事から
接触するフレーム側を少加工した上で、戦闘力を優先させる場合もあります。
(初号機は私が乗った状態(乗車1G)でフリーになる計算でセットアップしてます)
(`・ω・´)
さて、
車高調でよくあるのが、
精密に左右の長さを揃えられてなくってボルトが曲がるパータン。
「両方目一杯短いだけ」のハズなのにどう間違えたらそうなるのか謎ではありますがw
例に漏れずこちらも曲がってて、ボルトが抜けません。
('A`)
昔は、ホントによく見た、この簡易的な車高調アーム。
色んなメーカーから出てましたが殆どが淘汰されましたね。
('A`)
ピロの根本が折れた事例もウチでは数件見てます。
安価な中華製のピロボールなどは論外としても
国産品でも10年も使えば細くなった部分に疲労が蓄積している可能性があります。
定期的な交換が必要ですNE!
((;゚Д゚))ガクブル
リンクはベアリング全部交換してO/H
リンクカラーなども絶版品ばかりですが
かろうじて持ってたデッドストックの新品でリフレッシュ!
(`・ω・´)ゞ
車高調アームはゴミ箱にボッシュートして信頼のノーマルアームに交換です!
このノーマルリンクアームも既に絶版品ですが、
今はまだ中古良品が安く買えます!
長く乗るならメンテナンス的にはノーマルパーツが一番楽ちんですYO!
(`・ω・´)シャキーン
それでは又次回〜ノシ
|彡サッ
]]>
まだまだ寒い毎日です。
((((;゚Д゚))))ガクブル
インフルとかコロナとかも増えてるらしいので
お気をつけ下さいね!
さてそれでは参ります!
(`・ω・´)シャキーン
チェンジアーム周りも既に販売終了です。
(´;ω;`)ブワッ
今回は、幸いにもかなり程度のいい”極上中古品”があったので
そちらを用いて修理します!
ブーツの中にも予めみっちりとグリスを仕込んでおきます!
(`・ω・´)ゞ
旧車のこういったパーツ交換を必要とする修理は
「出来るだけ新品パーツを使って下さいNE!」と
当ブログでは述べてきました。
(´・ω・`)
それは、
近い将来に必ず新品がなくなるから故でしたが
予定通り「近い将来」は訪れ
オリジナルニンジャの純正新品パーツは
殆どが出なくなってしまいました。
純正部品は、新品が出た時代よりも高い中古パーツをオークション等で複数個購入し
その中から良品をチョイスするしか選択肢がなくなってしまった事から
今後は、「完全ノーマル」にこだわるのは結構高めのハードルで
もしかしたら、フルカスタム()よりも
「極上フルノーマル様」の方が、ヒエラルキーは上の時代になる”やも”知れませんねw
ただ、
上手に社外パーツ等を使えば、オリジナルニンジャを
いいコンディションでキープする事は全然可能ですので悲観することはありません。
困ったらご相談下さいNE!
(・∀・)
さて、
まずは!とチェンジリンクにとり掛かってましたが
この車両の一番の問題点は、このハイポイントです。
(゚A゚;)コレダメナヤツ
この問題を先送りして、危険なことになってもイケません。
ただ、ご予算はタイトですので上限には限りがあります。
昨今では、普通に30万円以上がデフォルトになっている社外ホイールは
今回のご予算では非常に厳しい所。
(´・ω・`)
他に修理すべき部分も沢山ありますし
17/18インチの純正ホイールに戻す事も視野に入れ、オーナーと色々お話した結果
私が隠し持っていた”虎の子”の
ゲイルスピードタイプC 前後セットをお譲りすることにしました!
(´;ω;`)ショウガナイ
タイヤはロードスマート?です!
(`・ω・´)シャキーン
ディスクローターは、サンスターのカスタムディスク。
質実剛健!コレ入れときゃ間違いないですから!
(`・ω・´)ゞ
ローターボルトは当然新品。
ここのネジは、ハズしたら毎回新品にしてもいいくらいです。
(`・ω・´)ゞ
フロントフォークはO/H
試走した感じでは、長年メンテナンスされてなくって
フォークオイルがシャバシャバで、底突きが凄い感じでした。
キチンとO/Hしてるので、これでしなやかな足になるはずです!
(・∀・)イイ!
キャリパーはブレンボキャスティング
ブレンボは4ピストンなので、
トキコ6ピストンからの交換だと、ピストンの数が6→4に減る事で
効きが悪くなるイメージを持たれている方もいらっしゃるカモですが
ブレンボ4P>>>(越えられない壁)>>トキコ6P
コレが現実です。
制動性、コントロールのしやすさなども含め、この2つの比較でいえば
圧倒的にブレンボ4Pのが格上ですからね!
(`・ω・´)ゞ
M永さんは鹿児島の方なので頻繁に徳島の私の所まで通うのは無理です。
(・∀・)
当然、普段は地元の「行きつけ」にてオイル交換や
タイヤ交換などの基本メンテを行う訳ですが、
純正触らせればゴッドハンドでジョブマスターな熟練オヤジさんでも
カスタム車両などには慣れていない場合もあります。
(バイクの事を知れば知るほどに、純正バランスの素晴らしさを知るモノですし)
キャリパーをシムで調整する概念など無い方もいらっしゃいますので
イージーミスを防ぐ意味でも、シムに厚みを書いておきました。
(`・ω・´)ゞ
後は、タイヤ交換などの際に
キャリパーの間にシムが入っていることを伝えていただいて
入っていた順番、場所を完全に把握していただけるようお願いすれば大丈夫かと思います。
ココ、軽視している方多いですが
たったコレだけの事でブレーキのタッチって驚くほど変わりますからNE!
(`・ω・´)シャキーン
これにてフロントは完成!
(`・ω・´)シャキーン
このパーツチョイスは、「必要最低限だけど絶対に間違いのない構成」です。
F足に困ったら、とりあえずこの仕様にしとけば間違いないのでオススメですYO!
(`・ω・´)ゞ
それでは又次回〜ノシ
|彡サッ
]]>
あっという間に1月も もう終わりで明明後日から2月です。
((((;゚Д゚))))ガクブル
今年は暖冬ですよ!なんて聞いてますケド
それでもやっぱり寒い気がしてます。
早く暖かくなって欲しいものですね!
(´・ω・`)
さぁ!それでは、前回の続き参りますYO!
(`・ω・´)シャキーン
チェーン・スプロケ、共にダメダメです!
チェーンはサビもですが、プレートがカクカクでまっすぐに揃ってません。
こうなると注油や交換のサインです。
特にスプロケットは尖り方がヤバイレベル・・・。
(゚A゚;)ゴクリ
コレ以上使うと、
次は細くなった先がどんどん欠けて飛んでいきます。
(よく見ると、先端はもうちぎれる寸前です)
昔、峠で「エンジンかけて1速入れてもバイクが前に進まない」
って人をレスキューに行ったらドリブンスプロケットの歯がほぼなくて
チェーンが空回りしてる方いました・・・。
「そりゃ進みますかいな!w」って
俊敏に仰け反ってツッコんだ記憶ですw
チェーン、スプロケットは共に咬み合わさって動く部分なので
どちらかに不具合があると早い段階で両方がダメになります。
今月はスプロケだけ買って、来月チェーンを・・・
なんてやると、摩耗したチェーンの攻撃を受けて
新品スプロケが必要以上に摩耗してしまう事になりますので
こういう場合は必ず両方一緒に交換がお約束ですYO!
また、不具合があって
スムーズに回らない時は、当然メカノイズも増えてくるものです。
走行中のチェーンの摺動音も普段から意識していただけると
異常な状態にも気づきやすいし我が身も安全!そしてバイクも喜びますYO!
(・∀・)
”悪名高きハイポイントホイール”で走るのは怖かったけれど
まずは現状を把握しなければならないので軽めの試走を行いました。
(「意図せず他者に危害を加えてしまう」のが最も怖い事なので
歩行者や車が全くいない場所まで押していき行いました)
色々と気になる部分はあったのですが、
まずチェンジ(DOWN)が異様に硬い。
(゚A゚;)ゴリットシテタ
チェンジリンクの周りをチェックしてみると
後付けの「サイドスタンドのストッパー」とおぼしき物体をマウントしているキャップボルトが
チェンジアームと接触しているのを発見。
(゚д゚)ウチノナラスタンドニストッパツイテマスヨ
上側からや、横からでは見ても判断つかなかったのカモですが
下から覗けば丸見えで”ガチ当たり”です。
('A`)3連ワッシャ・・・
やっぱ迅速で細やかな整備には
バイクリフトって必須だなって再認識させられます。
(`・ω・´)トシトルトネタリオキタリシンドイシ
とりあえずステッププレートをハズして細部をチェックしてみると
チェンジアームをスムーズに回す為の「樹脂製ブッシュ」が
強い負荷に耐えきれずヘルニア状態になって飛び出していました。
(゚A゚;)
アームを止めているサークリップも弾き飛ばされて
動きもガタガタです。
('A`)アウー
ピロのブーツもボロボロですね。
ニンジャの中では高年式なA-12といえども
既に販売から25年程が経過してる車両です。
一般的なバイク屋さんに普通に並んでる中古車って
この年式ならこんなレベルで当たり前なのカモですが
問題は先送りされてるだけなので
どこかでキチンとした整備が必要になります。
今回このタイミングでチャンとしておきますね!
(`・ω・´)
キャップボルトの頭が接触してた部分は
削れてキリトリセンのようなスジが入ってます。
このまま負荷をかけ続けたら
そのうちポッキリ逝ってたでしょうNE
('A`)
通常のバイクショップの車検や点検作業だと
こういう部分までは見られないので普通です。
手間やコストが必要以上にかかってしまうのも旧車の宿命ですので
こういう部分は、手間賃を余分に払ってでも、
2年に一回くらいはノーマルステップの裏側もチェックしていただくよう
”行きつけ”にお願いして下さいね!
(`・ω・´)シャキーン
それでは又次回〜ノシ
|彡サッ
]]>
ヮ(゚д゚)ォ!
ついこの間まで「お正月休み」だったような気もするのですが
いつも通りの、1月、2月、3月は時間の流れが早く感じるアレですね。
(・∀・)イクニゲルサル
寒さも”大寒”のこの辺りがピークのご様子
体調管理にはお気をつけ下さいね。
さて、
それでは参りますYO!
今回から新章!
長崎のM永さんGPZ900Rです!
無人フェリーに乗って
九州から徳島港までやってきました!
(`・ω・´)シャキーン
さっそく、細部をチェックしていきます!
タンクの金ラインが太いし、
フロントフォークのキャリパー取り付けピッチが広いので
この車両は「A12以降」ですね。
(`・ω・´)ゞ
見ていくと、
ななな!なんとホイールが「ハイポイント」!!!!!11
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
このホイールが如何にヤバイかについては
当ブログでは何度かお知らせしてきましたが
何という事でしょう!
未だにこの世に存在するようです。
(゚A゚;)
若く勉強不足のバイクショップ店主が、知らずに販売したのか
それとも確信犯が知ってて売って儲けたのか。
(´;ω;`)ブワッ
出来たら私も性善説の世界で生きたい所ですが
悲しい事に、どこの世界にも悪い方はやっぱりいらっしゃるようで
私の業界でもキナ臭いお話は耳に入ってきます。
(`・ω・´)
ただ、お天道様はずっと見てます。
好き放題やってる所には、必ず天罰が下るんじゃないかなって思ってますYO
まぁそれはさておき
とにかく!このホイールは何とかせねばなりませんNE!
(`・ω・´)シャキーン
タイヤももうダメですね。
この減りは”低圧で乗ってた減り方”の可能性があります。
タイヤの空気は、
季節によっての「気圧の変動」もありますし
頻繁に乗らないのであれば、内圧が上がりにくくなるので
リムとの密着も下がって抜けやすくもなります。
(゚д゚)
1〜2週間に一度、休日を使って乗る頻度なら
「空気圧は乗る前に毎回必ず見る」
コレが真の意味での正解です。
最近は自宅にコンプレッサーなどなくっても
電気式で簡単に空気を入れられる装置も沢山ありますが
そうもいかない場合は、行きつけのバイク屋や、ガソリンスタンドで
チェックしてもらうしかありません。
少なくとも「ひと月に一回」は必ずチェックするようにして下さいNE!
公道でも0.5kgfも違えば乗り心地は本当に激変しますYO!
(゚A゚;)デスヨ
高価なサスペンション等を装備した車両の
押し引きが重くて計測してみたら1.2kgf(!?)しか入ってなくて、
「空気圧最後に見たのはいつですか?」
と聞いても「覚えてないw」なんて事、ワリとあります。
('A`)モッタイナイオ
そして、「適正な空気圧設定」には適正な空気圧ゲージが必要です。
”中華のタイヤゲージ”なら無いほうがマシ。
(゚A゚;)
トルクレンチと同じで、
「測定器具」は100%に近い割合で正しくないと正義が失われます
”ウソをウソと知らず盲信する”が最も恐ろしい事ですから
測定器具だけはちゃんとお金を出してキチンとしたものを買う。
コレが最もコストを抑える方法でもあります。
私のオススメは、「エトスデザインのエアゲージ」
精度もいいですし、大切に使えば狂いにくい。
お値段も常識の範囲内だと思います。
(`・ω・´)シャキーン
真面目なバイクショップのエアゲージ(測定機器)であれば、
数年に一回はメーカーに校正に送り、正しい数値をキープしていますが、
ガソリンスタンド等のゲージは、
「校正?なにそれおいしいの?」状態が殆どで当てになりません。
(;゚∀゚)GSデイレテウチデソクテイスルトタイテイズレテマス
なのでガソリンスタンドで入れる方は
設定よりも少し高めに入れてもらって、自分のゲージを使って抜きながら調整。
がベストだと思います。
ニンジャの空気圧の目安は、
通常の走行であれば、少なくとも
フロント2.25kgf (225kPa)
リア2.25kgf (225kPa)
は必要です。
(ディメンションがノーマルに近い場合や、二人乗りする際はリア250kPa~が必要)
サーキット等のクローズドコースであれば
最近のタイヤは、リアがもっともっと低くてフロントは逆に高め、の傾向ですが
コレはウォーマーで最適の温度(80度付近)まで温め
そこから温度を下げないレベルの走りをする場合に限定した事であって
公道ではありえない状態です。
(私のようにぬるい走りしてると、サーキットでも内圧がどんどん下がってきますがw)
タイヤのことをキチンと勉強して、正しい知識を入れるほどに
公道での低圧走行は、デメリットが多く危険と知るハズです。
公道用タイヤは十分な暖かさがなくってもキチンとグリップするように作られています。
冷感状態(冷えてる時)の測定で結構ですので
なるべく頻繁にチェックするようにして下さいね!
(`・ω・´)シャキーン
それでは又次回〜ノシ
|彡サッ
]]>
あっという間に
新年も3回目のブログで、1月も早くも中旬!!に入りました!
モ(゚д゚)ゥ!?
寒い日が続きますが感染症などにはお気をつけ下さいね!
「2023年分の弐号機ネタ」の続きです!
それでは参ります!
(`・ω・´)ゞ
バックステップは転がってた”ダブルアールズ”のモノを取り付けています。
この製品、価格も良心的だしつけている方も多い”基本的に良いモノ”です。
昨今、何もかも値上がりが著しくて
少し前までは、
削り出しのプレート一体式でも、どこのメーカー品も8万円くらいまでで売ってたんですが
今は9〜10万円近くの価格帯が基本になりつつあります。
(いくら安くて作りがよくても、パクリ専門の軽朴製品を買うのは×ですし。)
中には、7万円から12万円(!?)に値上がりしたモノもあったりして、
お客様に「バックステップ検討中だけど、どこのがいい?」って聞かれた際に
さすがに値上がり幅的にオススメしにくくなっている・・・なんてモノもあります。
(´・ω・`)モウツクロカナ
そう考えれば
ベアリング式が主流の昨今にブッシュ式のペダルではあるものの
この時代にこのクオリティで”6万5000円”辺りで提供し続けてくれている
ダブルアールズのバックステップkitは、好感が持てるのですが
唯一つの弱点として
左右のペダル結合部のネジが、緩んだり折れたりするって所があります。
チェンジペダルは頻繁に強い力で上下に動かされますし
とても強い負荷がかかります。
知らない間に一本抜け落ちてて、ツーリングの出先で残った一本がへし折れて
シフトアップもダウンも出来なくなり帰宅困難者に・・・。
なんて不具合が起こる事もワリとあります。
(´・ω・`)
私が取り付けていたペダルも脱落&へし折れ案件に遭遇しまして
頻繁に折れるのも煩わしいので、この機会に
適当なベアリング式のペダルとバーに交換していました。
(`・ω・´)ゞ
しかし
暫定で使ってたバーのエンド部分の噛み付きがちょっと心許なかったので
ワタシ的に最も信頼できる「ベビーフェイス製のステップバー」に交換しました!
(・∀・)イイ!!
(我が家のくろに協力してもらいましたw)
私はステップワークの際、足裏の
”拇指球と小指球(猫でいう一番大きい肉球部分)でステップに乗るので
噛み付きが弱いと滑って怖いんですが、コレで安心です!
(・∀・)イイ!!
あと、
BEETのGPZ900R用”ブラックテール”が
この度の在庫をもって「廃盤になる」とのアナウンスを聞きつけました。
何度か絶版、再販を繰り返していた当商品ですが
コレが最後なら買っておかねばと思い購入。
ノーマル感からは少し離れますが
旧車感の演出にはワタシ的に外せない当時物パーツだと思ってます!
(*´ェ`*)
BEETと言えば、2023年初頭にこんなオモシロパーツをヤフオクで見つけたので
周りの反対をよそに、試しにと買ってみました。
「GPZ900R用アルフィン風カバー」
らしいですw
しかし、どうにもワタシにはセンスが合わないw
(´ε`;)ナンデフィンナナメナン
(Z400GP用アルフィン)
ワタシの感覚では、何の車種用であれアルフィン系のカバーって
カバーの一番下の線(もしくは地面)に平行が基本だと思ってます。
(CBX400F用アルフィン)
上記二枚の画像は、
”ニンジャと同じ時代の一本サスバイク用のアルフィン”ですが
これらと比べると
ヤフオク製の「コレジャナイ感」が際立つ気がするんですよねw
(;´Д`)
勿論、 このデザインが好きな方もいるでしょうし
気に入って使ってる方には何の問題でもない事ですが
ワタシ的にはちょっとセンスが違うので
送られてきた包み紙のまま、そっと物置奥へと入っていただきましたw
(;゚∀゚)=3
GPのアルフィンみたいなデザインだったら、つけてみても良かったなーなんて
思ってたので少し残念ですが、
つける事に猛反対してた連中はホッとしてる様子でしたw
(;´∀`)
こういう昭和感も私はキライじゃないんですケドねw
それでは又次回〜ノシ
|彡サッ
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あっという間にお正月休みも終わって
新年バリバリ働いております!
2023の走り納めは旧年12月30日で
新年の初走りは1月4日に、地元峠へと行ってきました!
相変わらず一年がバイクに始まりバイクに終われる幸せを噛み締めています。
年末には地元の水産市場に家族で正月用の買い出しに行って
三が日は、飲みっぱなしが例年のデフォルトなんですが
今年は元日から心を痛めるようなニュースが多くて酔えませんでした。
災害に遭われた方々には心よりのお悔やみを申し上げます。
わずかばかりですが
私に出来る範囲の支援はやらせていただこうと思ってます。
m(_ _)m
さて!
それでは参ります!
新春一発目は初号機ネタでした!
お休み中は各部を清掃したぐらいで、まだほとんど進んでいないので
今回は弐号機ネタです!
(`・ω・´)ゞ
最近は、
サーキットは初号機、街乗りは弐号機と、2台を乗り分けるバイクライフです。
(・∀・)
沢山のお気に入りバイクを同時に所有し
サイコロを転がして
「1が出たからヤッターワン!(ワオーン)」
みたいなのも楽しいな、とも思いますが
身体はひとつなので私が乗れるのは一台のみ。
人それぞれのスタイルがあると思いますが、
私はひとつにすべての愛情を注ぎたい派なので
愛機は一台のみってのが合ってます。
ただ、”町中を楽に乗るための快適さ”と、
サーキットで”タイムを競う為の快適さ”では
求める方向があまりにも違い過ぎるので苦渋の選択で2台持ちになっています。
どうしたって結局GPZ900Rの血統しか愛せませんし
「よりにもよって同じバイク二台持ちの変態」
と言われる事に対しては、さしての抵抗も感じてませんw
(゚∀゚)o彡゜ヘンタイ!ヘンタイ!
(ウチに来たばかりの頃の画像。)
そんな2台持ちバイクライフも、ふと気づくとそろそろ10年です。
弐号機を作ったのなんて、ついこの間のような気がしていましたが
歳を取ると年月の移り変わりが早く感じるものですね。
(;゚∀゚)
弐号機は「旧車感を大事に」と
パッと見「ドノーマル風味」がコンセプトです。
本人的には、お金を余計にかけてでも
目立たず、お金がかかっていない風に見せる努力をしてるつもりなので
出先で、「すごくカスタムされていますね!」なんて言われると少しショックだったりしますw
(;´Д`)
ハンドルは純正と言えばセパハン。
シートのアンコ抜きも極力少なくしてノーマルシルエットを強調。
カラーも完全ノーマル。(ステッカーはご愛嬌)
マフラーは、
集合でもメガホンなら純正オマージュと思う派なので
S1の純正でもあるカーカーメガホンをチョイスしています。
弐号機には最新パーツはなるべく使わず
旧車ならではの佇まいを意識しています。
昨年はヘッドライトを交換しました!
(`・ω・´)ゞ
前までは、絶版の「PMC製のガラスレンズ製マルチリフレクター」の
イエロー風味のモノにマーシャルのエンブレムを付けて使ってましたが
旧車感の観点でいうと、マルチリフレクターは真逆な気がしてました。
ずっと狙ってた「美品のPIAAのイエローレンズ」が
ヤフオクで出品されていたので
そちらを落札!
仏壇との色合いも合ってて、
ワタシ的にはこの”野暮ったい古めかしさ”がとても気に入ってます!
(・∀・)イイ!!
因みに
イエローバルブやイエローレンズの前照灯は、法律の改定で
2005年以前の車両じゃないと切符を切られる場合があるのでご注意を。
ニンジャなら年式的にファイナルまで全てOKですが、
Z900RSにイエローレンズをつけて
旧車風カスタムしている車両などは
お巡りさんに目つけられる可能性が大です。
(゚д゚)!
基本的にはレンズが黄色でも中のバルブが白色で
照らした色が”白色又は淡黄色”であれば大丈夫。との解釈らしいですが、
お巡りさんの見解によっても異なる場合があるので
2005年以降の車両への取り付けは、私からはあまりお薦めは致しません。
(`・ω・´)シャキーン
あと、自分用にずっと隠し持っていた新品の前期型メーターカバー。
(・∀・)メッキノワクガアルヤツ
絶版になって久しく、ヤフオクでは新品なら5万円以上の値がついたりすることもあるようですが
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
ずっと持ってても、オークションにふっかける訳でもないですし
メーターカバー汚いの気になってたので
気前よくつけることにしました!
新品パーツは倉庫に隠し持っておいて、普段は汚い方の部品で走る!
なんて特殊な旧車マニアの方もいらっしゃいますが
使ってこそのパーツだと私は思うんですよね!
少年の頃、
大切過ぎ(尊すぎ)て、どこにも貼れないまま
引っ越しなどで結局どこに行ったかわからなくなった
少年キング付録の湘爆ステッカー。
(´・ω・`)
無くすくらいならタンスや自転車にでも貼って
「ステッカー」として生まれた本懐を全うさせてあげればよかった、と今は思ってます。
物置の奥にしまってそのまま忘れ去られたモノが
本当の意味で”大切”にされていたかっていうと
そうじゃない気がするんですよね。
(´・ω・`)
私にとってはかけがえのない至宝も
本人亡き後、家族にとっては、ただの負担(不燃ごみ)となるでしょうし
「使えるときにちゃんと使ってあげること!」が
モノにとっては嬉しいことなんじゃないかって思います!
(・∀・)
それでは又次回〜ノシ
|彡サッ
]]>
新年 あけましておめでとうございます!
m(_ _)m
昨年は格別のお引き立ていただき
ありがとうございます
本年も宜しくお願い致します。
マーベラスエンジニアリングは5日(金)までお休みで
6日(土)より本年の営業を致します。
本日は、1月1日の元日ですが、月曜日なので
本年一発目のブログ更新になります!
(`・ω・´)デザインカエテミタ
新年最初のブログは、今年も恒例の相棒ネタから始めまするる!
(`・ω・´)シャキーン
今年こそは、エンジンを全バラしてキチンとメンテナンスする!
と”公言”してましたので
(せざる得ないよう自分を追い込む背水の陣w)
忙しいだ何だと言い訳せずに、有言実行で降ろしてバラします!
(;´Д`)ハァハァ
初号機も弐号機も触るのは
営業時間終わっての深夜か、休日のみ
基本的にお店の営業時間内に自分のバイクを触らない
ってのは、私が私に課してる”縛りルール”のひとつです。
ここが曖昧になってしまうと、休日と仕事の境目が曖昧になる気がするんですよねw
元々がだらしない性格の私なので、いろいろ縛りを課して
なるべく己を甘やかさないようにしています!
私を律する事が出来るのは私だけなので、、、。
(;´∀`)マッテルヒトモオオイシネ
ただ、普段朝から晩までずっとバイク触ってますので、
休みの日に自分のバイク触るのには
かなりのMP(精神力ポイント)を消費します。www
さて、降ろしたエンジンを手早くバラしていきます!
(`・ω・´)ゞ
WPCして使ってたアドバンテージのステージ1.5カムは
カジリもなくいい感じ。
ピストン周りをバラすのは2015年以来です。
サーキットであんなに激しく使ってるエンジンだというのに
日々の忙しさにかまけて8年間も放置でした。
(´ε`;)
でも、そのまま問題なく使えてた所は
我ながら誇らしく思う部分であったりもします。
(・∀・)チャントデキテル
矢印の部分、明らかにピストンが当たった跡がありますね
(゚A゚;)カルイセッショクダケド
この間のミッションブロー&オーバーレブでコンロッド伸びたっぽい感じです。
(´・ω・`)
電気的な点火カットでレブリミットのセットを施していても
ギアトラブルの場合は強制的に回されてしまいます。
幸いにもバルブがジャンプした形跡はなかったんですが
バルブ&スプリングもこれを機に全て新品に交換します!
(`・ω・´)ゞ
JEのハイコンプピストンは、リングのみ新品をWPC処理して利用ですね!
ピストンピンのDLCコートは全然ピカピカのままでした!
(`・ω・´)ゞ
クランクはだいぶ鉄粉を喰って回ったので細かい傷がかなり入っています。
ラッピングでマシになるのかどうか怪しいなって所・・・。
(゚A゚;)ゴクリ
内燃機屋さんに送って
ラッピングと曲がりの修正をしてもらったものが帰ってきたので測定してみました。
結構タテスジが残ってる割に
ジャーナル、ピン共に使用限度の35.960mmを超えて摩耗していましたので
残念ながらこのクランクは終了です。
(´;ω;`)ブワッ
コレも2015年時に新品で買ったモノで、少し惜しい気もしますが
クランクは、今ならまだギリ新品が出るし(11万ほど)
私と私の周りを走る人の命がかかってますので、潔く諦めることにします!
( ;`д;´)
お正月休みは、
相棒のエンジン組み立て前の下処理に集中致しますかね!
(`・ω・´)ゞ
それでは又次回〜ノシ
|彡サッ
]]>
毎日寒い日が続きますね。
今年も押し詰まってまいりまして
皆忙しく走り回ってる事と思います。
でも、
こんな時期だからこそ体調管理には万全を期したいもの
皆様お気をつけ下さいね!
(`・ω・´)ゞ
さて!
本日12月25日(月)は、2023年最後の月曜日ですので
恒例の年末ダイジェストを行います!
マーベラスエンジニアリングの年末年始は
28日が大掃除(お昼過ぎ頃まで)で、29日から5日までがお休み、となっております。
年始は1月6日より営業しております。
よろしくお願い致します!
m(_ _)m
さて!それでは
本年にご紹介しきれなかった方達のダイジェストを始めます
少し長いので、お時間がある際の暇つぶしにでもご覧下さい!
(`・ω・´)シャキーン
まずは!
長崎県 M永さんのニンジャ
この車両は、足回りに問題もありましたが、
限られた予算の中、色々駆使して頑張りました!
(;゚∀゚)=3ハァハァ
引き取りは、飛行機でいらっしゃって、関門海峡を渡って長崎まで走って帰られました!
到着後、乗り心地が激変した!すごく良くなった!とお喜びのご感想をいただきました。
私も報われた気持ちと達成感でいっぱいです!
遠い所をありがとうございました!
末永く大切にしてあげて下さい!
(`・ω・´)ゞ
こちらは東京都の富Zさん
こちらのオーナー様は逆で、行きは自走で徳島までご来店いただいて
帰りは東九オーシャンフェリーの無人便にて車両をお送り致しました!
各部に手が入り、見違える車両になりました!
こちらも遥々ありがとうございます。
今後もコツコツと少しずつ仕上げていきましょう!
(・∀・)!
こちらは岐阜県のMさんニンジャ!
今回はクラッチ周りの適正化や、細部のリファインを行いました!
高価なカスタムパーツは、純正以上に保守に手間やコストもかかるモノ。
そこをキチンとご理解いただいてて、「いつも良い状態」をキープしようとされてます!
(・∀・)イイ!!
いやーしかしこのニンジャ
いつ見ても私のツボです!カッコいい
(*´Д`)ドキドキ
和歌山県 K家さんは”ゲイル”から念願の”マグタンJB4”に履き替えました!
カコ(・∀・)イイ!!
帰りはツーリング!
ツーリングネットも雨に濡れないガチ仕様!
どんどん熟成が進んで、カッコ良さが堂に入ってきましたね!
シンプルイズベスト!
この車両のファンです!なんて方も多いんですYO!
(*´ェ`*)
高知県はK添さんのニンジャは
フルメンテコースでフレーム塗装までするので、ほぼフルレストアですNE!
(;´Д`)ハァハァ
ボチボチバラして進めていきますので気長にお待ち下さいね!
(`・ω・´)ゞ
兵庫県 H崎さんのニンジャは
ニンジャドックフルメンテで各部見直し&オーナーご希望のイエローでお色直し!
末永くニンジャライフを楽しんで下さいね!
(・∀・)
兵庫県 冨NさんのニンジャはFCR37パイを取付!
全体画像を取り忘れててw 画像がこんなしかないですが
各部まで細かく手の入ったカッコいいニンジャですYO!
(`・ω・´)ゞ
こちらは岡山県の守Yさんのニンジャ
コレも長い間眠っていた気配で、ほぼフルレストアになりそうな予感です。
使いたいパーツや方向性など、またご連絡下さいね!
(`・ω・´)ゞ
誠G君のニンジャは、遂にコニカルゴルディに!
カコ(・∀・)イイ!!
暫く眠ってましたが
復活し、今までを取り返す進化を遂げています!
左右マスターは最高級の可変型エラボレート”VRE”
来年はステム交換でセパハンですね!
(`・ω・´)ゞ
高Gさんのニンジャは、ようやく順番の回ってきた”ウイリースイングアーム”と
”マグタンJB3”を装着!
(`・ω・´)ゞ
フロントディスクは最高峰”ワークスエキスパンド”でローターピンをブルーに!
カコ(・∀・)イイ!!
これで足回りは全て交換の運びとなり
”負の遺産”も全て払拭しましたNE!
(`・ω・´)ゞ
W辺さんのニンジャは
クラッチ周り全てとマーベラス製削り出しクラッチカバー(ブラックアウト版)に交換!
シートも”スプリームマーベラスSP”で前にも増してカッコよくなりました!
(・∀・)ニンジャトRock ’n’ Rollハダックテールデス!
ニンジャ系エンジンのクラッチって、少々のパワーアップにも音を上げないし
優秀なので、ずっとそのままになってる方多いと思いますが
開けてみるとプレートがこんな事!になってたりすることもあります。
問題がなかったとしても、定期的なメンテナンスは必要ですYO!
(`・ω・´)ゞ
中M君のニンジャは定期メンテ!
コツコツ進めてきたモデファイも少しづつ熟成しています。
普段から「基本的なメンテをまず第一」としている事が継続の秘訣。
最もコストを掛けるべきは通常メンテ。
目を引く派手なカスタムの優先順はその後。
旧車と長く付き合うコツですNE!
(・∀・)イイ!!
こちらは、この間までシリーズでお送りしてた
香川県F場さんのニンジャ
コニカルゴルディフルキットにシートレールケツ上げ加工で
ケツ下がりに見えた外観もシュッとしました!
(・∀・)イイ!!
前回ブログのラスト画像がコレ。
見比べると差は歴然ですNE!
(`・ω・´)シャキーン
尾Zさんのニンジャはカムかじりが結構酷くなってきたので
”ケントカム”を導入!
(・∀・)イイ!!
プラグホールガスケットがダメでヘッドカバー開けたら
(゚д゚)カムガガガ!
ってケース多いんですよね・・・。
純正も両方とも絶版で、リプレイス品に頼る他ないのですが
最近は高くなりましたね。
ヨシムラSTー1が8万円くらいだった頃がナツカシスです。
(25年くらい昔ですがw)
K藤さんのニンジャは
TMRのフルO/Hに点火系の見直し
随分時間かかりましたが、バッチリいい調子に戻ってます!
(・∀・)イイ!!
TMR長年使ってる方で最近アイドリングが不安定、または回転の戻りが悪い
なんて方はO/H時期過ぎてるサインかもです。
肝心要のVシールや非分解部分Oリングは、一般のお店では販売してくれません。
中途半端なO/Hでは調子が戻りませんYO!
思い当たるフシのある方はご相談下さいね!
(`・ω・´)ゞ
八Gさんのニンジャは各部点検にプラスして
ヤレた足をシフレッシュ!
(`・ω・´)ゞ
FフォークO/Hして
Rサスはハイパープロのエマルジョンタイプ(¥111,000税込)をチョイスです!
あとは、タイヤ交換にホイールベアリング交換
これで足もバッチリになったハズ!
やっぱ走りは足からですよNE!
マーベラスエンジニアリングは
”HYPERPRO”オリジナルリアショック代理店です。
サスペンションでお困りの方はご相談下さいNE!
(`・ω・´)ゞ
S藤さんのニンジャは
定期メンテがメインで、サイレンサー交換でズレてたキャブセットなども見直して完成!
このカタチでクリスマス前の納車が決まってたんですが
急遽!最終形のスタイルが変わる事になって
こんな事に!!!!!!!!11
”ニンジャヘッド”のチューンドエンジンが完成するまでは
この暫定ダエグエンジンで遊んでていただきます。
(;´Д`)ハァハァ
お正月明けには、またご予約車両がガシガシ入庫してきますので
今のウチに進められる所まで進めておきますNE!
(`・ω・´)シャキーン
さて!
ここにご紹介出来たのは一部で
掲載しきれていない方々も沢山いらっしゃるのですが
ページの都合もありますので、今年はこの辺でご勘弁お願いします!
(;´Д`)ハァハァ
それでは巻いていきます!
毎年恒例のM.T.Nの発表ですッ!
今年の「最も手間がかかったニンジャ」大賞はっ!
十KさんのZX-10が受賞致しましたッ!
888888888888888888888
(テンはちゃんと血統書の付いた「ニンジャ」ですしw)
本ブログでもシリーズでお伝えしたZX-10。
いや〜コレはホント手間がかかりました!
通常のニンジャドックにプラス、エンジンも3〜4回は積んだり下ろしたりしてます!
とにかく部品がない事に一番苦労しました。
今年一年を振り返ってみると、やっぱ2023大賞はこの車両でした!
(;´Д`)ハァハァ
十Kさんには記念品をお送りしておきますね!
(`・ω・´)シャキーン
さて!
長くなってしまい申し訳ありません!
今年は、
長年続いた”コロナ騒ぎ”もやっとおさまって、
通常の生活に戻すべく、皆もがきながら前へ進んでいたような印象の年です!
経済も大変なことになってますが、我々庶民は
泥啜って這ってでも、結局前へ進むしか無いですものね!
2024年は甲辰(きのえ・たつ)だそうです。
この年は、「変化」や「成長」を表しているようですが
大きく物事が動く可能性も秘めている年、との事でした。
「振り向かず前へ!」
これが2024年の私の豊富です!
眩いばかりの”輝かしい栄光!”も
目を覆いたくなるような”恥ずかしい思い出”も
過ぎてしまえば全てがもう「過去」。
とうに終わった事なんですよね。
それに「縋ったり」、「囚われたり」してるようでは前に進んでいけませんよね!
これからもどんどん新しいことに挑戦していきたいと思ってます!
(・∀・)
今、水面下で進めているプロジェクトもいくつかありますので
お披露目出来る段階になり次第、こちらもご紹介させていただきますNE!
ご期待下さい!
それではッ!
少し早いですが
2023年もありがとうございました!
来年も精一杯頑張ります!
皆様良いお年を!!!!11
(`・ω・´)シャキーン
それでは又次回〜ノシ
|彡サッ
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急激に冷えてきましたね!
(´・ω・`)
どうやら、「冬の大将軍」とやらが
暖冬に慣れきった私達に鉄槌を下すべく
昨日あたりからご降臨なすったようです。
特に21日、22日は10年に一度レベルの激ヤバとの事
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
今年も残り2週間!ですが
皆様お気をつけ下さいね!
さぁ!
それでは参りますYO!
(`・ω・´)ゞ
ローター&キャリパーOKですね!
これで一安心です!
ε-(´∀`*)ホッ
さて、よくよく見てみると
どうしても気になっちゃうブレーキホースのフィッティングの向き。
ストローク方向に真下(矢印の向き、フォークと完全に並行)を向いてるんです!
ヮ(゚д゚)ォ!
ただでさえ、セパレーター(ホースを分岐するアルミのパーツ)も少し下側にオフセットされてるのに
ストレートフィッティングで更に下に伸びてきています。
(゚A゚;)
この位置だと、
深くストロークしたらフェンダーに当たりそうな気がして恐いです。
安全確認の為、キチンと計測してみます!
(`・ω・´)ゞ
グッドリッチのブレーキホースは、フィッティングが小さくシンプルなので私も大好きです。
でも、スリーブが入っているこの銀色の筒から10mm程度までは急激に折曲がれない部分なので余力が必要。
(゚A゚;)ゴクリ
フォークの”実質的なフルストローク量”と
フェンダー上面までの距離にどれぐらいの余白があるか計算してみたら・・・
普通にガチ当たりですw
ヤッパ(゚д゚)リネ
こんな所ブレーキ中にガツン!って当たったら
フィッティングが損傷してフルード漏れて
エア噛んでブレーキ効かなくなり大事故になります。
(´・ω・`)
チョット考えれば・・・って気もするんですが
文句言った所で、なってるモノはしょうがない!
すぐさま対処します!
(`・ω・´)シャキーン
最悪ホース作り直しで、
サイド20度のフィッティングアダプターのモノに交換しようかと思ってたけど
伸び切った状態でもホースの長さにかなりの余裕があったので、
角度を少し後ろ向きにする事で解消しました。
ほんのチョッピリの事ですが
大変な事になる前に直してあげられて本当に良かった。
(・∀・)
後は追加でカバー類を結晶塗装に!とお聞きしてたのでそちらを取付
ニンジャといえば
プラグホールガスケットが定期的に駄目になる部分なので
この機会に、こことヘッドカバーガスケットは新品に!
あと、パルサーカバーも同じく結晶塗装
ロゴエンブレムも出るうちに新品に!ココがキレイだと何だか嬉しいですよね!
一昔前は、パルサーカバーって個性の主張部分で
様々なデザインの削りモノつけてる人の方が多かった気がしてましたが
昨今は純正に戻す人が多い印象です。
カスタムされたニンジャよりも「完全オリジナル」を維持する方が難しい部類になってきましたので
純正っぽい仕上がりを好む車両が多くなってきたのカモですね。
(・∀・)!
後はクラッチカバー!
こちらも結晶塗装のモノに交換です!
エンジン本体が多少ヤレた色合いでも
カバー類がキレイだと全体の雰囲気がキレイに見えますNE!
見た目が見違えましたよ!
(・∀・)イイ!!
んで完成と!!!!11
(`・ω・´)シャキーン
ひとまずこのカタチで納車しました。
実は、この数カ月後に、マフラーやオイルパンなども交換した作業記録もカルテには残ってるので
後日談もシリーズとして続ければ、まだ3章くらい引っ張れるんだケドw時期的にキリも良いので
そのお話は、またいつかの講釈にさせていただきます!
(`・ω・´)ゞ
オーナーは
お父さんが私と同年代と、ニンジャ乗りとしてはお若い方!
ニンジャ乗りの未来を担うホープです!
(・∀・)イイ!!
長く、このニンジャと付き合っていただく為に
微力ながらお力添えさせていただく所存です。
これからも大切にしてあげて下さいね!
(`・ω・´)シャキーン
次回12月25日(月)12:00更新号は、本年最後の月曜日なので
恒例の「年末スペシャル」です!
それでは又次回〜ノシ
|彡サッ
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